山中慎介とネリ。再戦か?「ドーピング故意かの確証ない」

ボクシング

この記事のテーマは【山中慎介とネリ。ドーピングが故意かの確証ないからという理由で再戦か?】です。

WBCバンタム級、山中慎介(35・帝拳ジム)を破り王者となった直後にドーピング疑惑が持ち上がったルイス・ネリ(22・メキシコ)。

ドーピングが事実なのか、日本のファンとしてはやきもきする日々でしたが、10月31日にWBCがようやく声明を発表しました。

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山中慎介とネリ。ドーピング確証なく再戦か?

7月27日に抜き打ち検査が実施され、世界戦後の8月22日に陽性反応が判明。

そして昨日10月31日、WBCは声明で、前王者・山中慎介とルイス・ネリに再戦の交渉を行うよう指示

理由は、

  • WADA(世界アンチ・ドーピング機構)に今回検出されたの禁止薬物ジルパテロールがもたらす影響について問い合わせたが、回答が得られなかった
  • ルイス・ネリに過去のドーピング違反歴がない
  • 陽性反応を示した検査が試合日以外だった
  • 試合後の3度の検査で全て陰性だった

 

などだそう。

結果、7月の検査で陽性と判定されたのは、食事として摂取した牛肉のなかに禁止薬物の成分がたまたま含まれていた。ルイス・ネリ側は故意のドーピングではなかった、と結論。

・・・なんだそりゃ。

ドーピングの判定基準は、本来故意かどうかは関係ないのでは?

それに、もし事実、牛肉のなかに成分が含まれていたとしても、「牛1頭ぶん」食べないと陽性反応にはならないという報道はどうなったのでしょう?

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ドーピング疑惑のままネリは次の試合を組んでいた

そもそも山中慎介がルイス・ネリと13度目の防衛戦を戦ったのが8月15日。

ここまで2ヶ月半もかかっています。

慎重な再検査が必要なのはわかります。でも・・・。

山中慎介にしてみればこれだけ待たされて納得のいかない結論を聞かされたうえ、再戦交渉といわれてハイそうですかとはいえないでしょう。

しかもなんと!ネリは次の試合のスケジュールをとっとと決めているとのこと!

数日後の11月4日に、ルイス・ネリはメキシコの地元ティファナでノンタイトル戦を行うことになっています。

ドーピングの白黒判定もつかぬうちに、次の試合を組むネリ側。

そのことは咎めず、「陽性反応も故意でなかったので」処分無し。

そして再戦をと指示するWBC。

・・・なんといったらいいのでしょう。

グレー、灰色決着ですらない。

なにか非常に濁ったものを感じます。

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山中慎介とネリの再戦指示は妥当なのか?

13連続世界王座防衛の日本人記録のかかった山中慎介の輝かしいキャリアの終盤にこんな仕打ち。ひどい話です。

山中慎介自身には、世界戦の際にルイス・ネリはたいしたことなかったと感じているようなので、心の一部に再戦すれば・・・という気持ちもあったことは間違いないでしょう。

でもこんな顛末では、その気持ちも切れてしまうのではないでしょうか。

もし自分だったら嫌気が指してしまうと思います。

山中慎介とネリ。WBCからの再戦指示に対して、両陣営がどう反応するのか。

それは今のところわかりません。

ファンとしては展開を見守るしかありません。

もちろん、できれば再戦で山中慎介がネリをスカッと倒してくれたら最高。ですが・・・。

こんな経緯で再戦に応じてしまうのもどうなんだという思いも首をもたげます。

こんなことになってしまうなんて・・・。

とにかく、12連続防衛の偉大な王者に対してちゃんとした敬意が払われてほしいです。

そしてどんな結末になろうと、山中慎介自信がスッキリした気持ちでボクシング人生を振り返ることができますように。

そのことを願ってやみません。


以上、【山中慎介とネリ。ドーピングが故意かの確証ないからという理由で再戦か?】でした。